レポート Vol. 3
インテグラル・インベストメント株式会社
人口減少、高齢化の問題は、どの分野にも少なからず影響を及ぼし始めている。
匠では産業にかかわる情報を発信しており、経営者とお会いする機会も多い。各企業、いろいろな問題をかかえているが、問題の多くは人口減少、高齢化につながっていることを実感する。人材育成、技術の伝承、事業の継続、これらも人口減少、高齢化にかかわってくる。
特に後継者の問題は大きく廃業にもつながりかねない。中小製造業では独自の技術を持っている、細かな要望にも対応できるといった素晴らしい企業が多くあるにもかかわらず、後継者不足により事業継続が難しいという、何ともやりきれない問題がある。
インテグラル・インベストメント株式会社では「TAKUMI継承ファンド」を運営している。
経営陣による企業買収(MBO)ファンドを、中堅、中小企業を対象に行うものである。インテグラル・インベストメントの前身は、三洋電機100%出資の「三洋電機キャピタル」であり、「TAKUMI継承ファンド」は2003年6月に設立された。 その後2006年6月に三洋電機より独立し、引き続き「TAKUMI継承ファンド」の運営にあたっている。現在も三洋電機とは協力体制を敷いており、「TAKUMI継承ファンド」の強力なアドバイザーとなっている。
「TAKUMI継承ファンド」と名称にもあるように継承を目的に投資を行う。日本に残すべき独創的な技術、ノウハウを次の世代へつないでいくためである。
具体的には、従業員や役員と共同でオーナー社長から株式を取得し、経営陣を送り込むなどして、企業価値を高めていくというMBO方式だ。
中堅、中小企業は日本の成長を支えている大切な基盤だ。製造業の持つ技術、ノウハウを次の世代へ継承していくことが日本の支えになる。インテグラル・インベストメント株式会社は、中堅、中小企業に特化したMBOファンドのパイオニアである。卓越した技術や製品を持っているにもかかわらず、後継者問題を抱えている企業にとって、信用と実績のあるインテグラル・インベストメント株式会社は最良のパートナーとなるに違いない。